日本自然農業協会 澤村輝彦
韓国で自然農業をすすめている趙漢珪先生と交流のある日本の農家が集まり、日本でも自然農業を研究実践するために、自然農業交流協会が生まれました。
韓国ではすでに政府による支援もあり多くの農家が自然農業の親環境的農業を目指しています。日本でも農業仲間たちの日々の研究、勉強会などによって、その実績は高まり、会員各人の作物に対するお客さまからの評価も高まっています。
一緒に親環境的・自然農業を実践してみませんか。
韓国自然農業会長 趙漢珪
1935年
韓国水原に生まれる
1962年
27歳で「水原畜産協同組合」組合長就任
1965年
30歳で渡日、3年間土着農業を研究
1966年
韓国に「省力多収穫農業研究会」発足
各地に自然農業を普及
1986年
「韓国自然農業中央会」会長就任
1992年
日本の「現代農業」に『感の農法』21回連載
1993年
日本に「韓国自然農業中央会と交流する会」
(現・NPO法人日本自然農業協会)発足
1995年
韓国農協中央会と全国部長に自然農業の教育契約
日本北海道穂別町の農業アドバイザー就任 。
その後、アジア・中国・マレーシア・モンゴル・タイ・フィリピン等に研究所・韓国自然農業文化センターなど設立。
現在、韓国自然農業協会名誉会長 。
日本の著作・「土着微生物を活かす」「天恵緑汁の作り方使い方」「趙漢珪氏講演録」「おばさんのふしぎな畑」(まんが・石橋えり子 )
日本自然農業協会 沿革
1993年「韓国自然農業中央会と交流する会」として発足。事務局を神奈川県藤沢に置く。
会員は農家及び農業関係者、生協等の流通関係者、消費者などで構成。韓国自然農業中央会と交流しながら、趙漢珪氏より自然農業を学び、実践し、普及する活動を行うことを目的とした。
1995年「日韓自然農業交流協会」と改称。2001年「特定非営利法入日本自然農業協会」。
2006年法人を解散し「日本自然農業協会」となって現在に至る。
活動
教育活動
自然農業基本講習会(5泊6日)講師趙漢珪
自然農業専門講習会(3泊4日)講師趙漢珪
(稲・一般作物.果樹.養鶏・養豚の専門的学習)
普及活動
各地域での勉強会、講習会、趙漢珪氏講演会など
会 報
機関紙「プリ」を年4~5回発行
FAX及びEメールによる「プリ通信」を月に2~3回発信
国際交流
自然農業や食を通した交流を、韓国をはじめ、中国やタイなどと行っている.
特に柑橘や柿、稲作など専門分野での交流、学生のワ一クショツプなど.
農家訪問
各地で実践農家を見学しながら勉強会をおこないます。
どなたでも参加できます。
事務局までお問い合わせください。
書籍
「はじめよう!自然農業」
著者:姫野 祐子 (編集), 趙 漢珪 (監修)
発行: 創森社
A5版
価格: 1,890 円(税込み)
・自然農業の基本的な考え方をまとめました
・土着微生物の培養法や天恵緑汁のつくり方など、
・自然農業を誰でも取り組めるように解説してあります
・作物別の取り組み方や実践農家の具体的な報告 もあります
「土着微生物を活かす」
著者:趙漢珪
発行:農文協
A5版151ページ
価格:1,630円(税込み)
・自然農業の2万3千部を超えるベストセラー(13刷)
・自然農業に関する総合的な内容
・「現代農業」誌に連載された「感の農法」を加筆編集して、イラスト、写真を加えて、自然農業をわかりやすく解説。
「天恵緑汁のつくり方使い方」
著者:日本自然農業協会編
監修:趙漢珪
発行:農文協
A5版107ページ
価格:1,500円(税込み)
・ 自然農業の自家製資材で最も重要な天恵緑汁の作り方と使い方を豊富なイラストと写真で解説。実践農家の体験談も参考になる。
「趙漢珪氏講演録」
発行:日本自然農業協会
製作:生活協同組合連合会 グリーンコープ事業連合
B5版104ページ
価格:1,200円(税込み)
・ 1992年熊本で行われた趙漢珪氏の講演を全て収録したもの。後半はスライドを上映しながら、具体的に自然農業について解説している模様を、写真入で掲 載。趙漢珪氏の話し言葉から、人柄が伝わってくる。
「おばさんのふしぎな畑」
作画:石橋えり子
監修:趙漢珪
発行:日本自然農業協会
A5版208ページ
価格:1,200円(税込み)
・ まんがで学ぶ自然農業。農業の専門家でない人、消費者、子どもにも分かるように自然農業や食べ物について描かれている。韓国の自然農業機関紙や日本の会報 に連載されたものを選抜、25話にまとめたもの。
目次
会長あいさつ
日本自然農業協会 沿革
活動
書籍