世界に広がる自然農業

自然農業には50余年の歴史があります

1967年、韓国で省力多収穫農業研究会が設立され、自然農業は歩み始めました。韓国はもちろん日本、中国、フィリピンなどのアジア地域に自然農業は普及されました。1994年農林部から社団法人の認可を受け、その活動は本格化しました。自然農業基本講習、過程別専門講習を実施し、18,000余所帯の国内会員を養成し、海外30余力国に自然農業を普及させました。自然農業は韓国だけでなく、その国、その地域での土着化が可能であるという事が立証されました。
もっと多く、もっと良い品質を、もっと安く、また、人間福祉、動物福祉、植物福祉を大事にする方法で生産するため、自然農業の威力が認定されています。
また、開発途上国と団体に、彼らの生活を改善することが出来るよう自立力を育てるだめの手段として実行されています。
 自然農業は今後も世界で信頼される品質と、環境を守り、回復させるため最善を尽くして行きます。

自然農業は今、世界の様々な地域で行われています。

全世界の多くの国で自然農業が学ばれています

  • 各国の風土に合わせて適用・実践され、その精神と方法と結果に感嘆されています。
  • 環境親和的で低費用、高効率の省力多収穫農業である自然農業は生産量増加を通して飢餓の解決と農家の生活水準の向上をもたらしています。
  • 安全で健康な良質の農産物の生産を通して、食べ物環境の改善を図つています。 さ
  • らに慣行農法で荒廃化した農業環境を回復させ、自然を保護し、自然の持つ力で自然を強くしています。
  • 自然の力で人間を健康にする、全世界が向わなければならない農業の方向を提示しています。

モンゴル「ゴビ砂漠緑化プロジェクト」
沙漠化が進む地域に、樹木を根付かし、黄砂を防ぎ、食料を自給する活動
年間降雨量が数10ミリしかない所で命を繋いでいく、根気強い生きもの達。ゴビ砂漠の中心地トルノゴビアイマクに自然農業が根付いています。凄まじい強風と砂嵐にも負けず、子孫を残していく木々が舂を迎え、華奢な花を咲せています。
ゴビ砂漠拡散防止と食料自給、緑化事業を行うための指導者養成などを、EU連合との連帯で行い自然農業の原理と資材作り、活用方法を講義しています。
ゴビ砂漠の広大な原。
ダルハス農場では、木を植え、食料作物を栽培、地下水を開発し、
200haの農場を起こしました。ここで緑化事業を定着させ、スイカ栽培で収入を確保するオアシスの夢を実践しています。
砂漠にトウモロコシを植え、ヒエを育て、家畜の飼料を確保しました。砂漠の環境に耐える木々を選抜し、自然農業方式で苗を育てて、以来、3年目で5~6mの木に生長しました。この方式により、97%の活着率で成功しています。

自然農業が行われている国

日本、韓国、中国、モンゴル、タイ、フィリピン、アメリカ、タンザニア、ベトナム等

韓国の農家訪問

年に数回、韓国自然農業会員のほ場を訪問、交流をします。
参加して、自然農業の実際と、韓国の農家のくらしを味わってみませんか。

韓国・柿農家

韓国南部の柿農家を訪問します。





韓国・柿畑

広い山の斜面全体が柿畑になっています。ここは韓国にはめずらしい棚田が広がっています。



韓国・交流会

夜は近所の会員の方々と交流会を開きます




韓国・カモ鍋

土地の名物カモ鍋をいただきました。
韓国の料理は野菜がいっぱい,使われてとてもヘルシーです。



韓国・

農地見学の合間に、このような幻想的な観光地にも訪れます。




訪問先は、主に済州島(柑橘)、イチゴ(釜山)、梨、米、豚など地域によって見学するものが異なります。